家庭の事情で猫ちゃんと一緒に過ごせなくなった時の新しい飼い主さんの探し方
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猫ちゃんと離れなくてはならない運命を迎えた時どうしたらいいの?
猫ちゃんは、長いと20年も生きるようによりました。長寿となった背景には、良質なキャットフードや家猫としてストレスなく生活することが要因となっているようです。病気などで猫ちゃんが飼えなくなったり、急な引っ越しなどで猫ちゃんが飼えなくなった時、飼い主さんは猫ちゃんのためにどう行動したら良いのでしょうか?もっとも理想的なのは、猫ちゃんがこれからも幸せに過ごしてくれることではないでしょうか。
猫ちゃんの里親を探す
まずは、親戚に声をかけてみましょう。身内が里親になってくれるのが一番安心ではないでしょうか。身内が難しい場合は、知人などに声を掛けたり保護団体に相談してみるのも良いかもしれません。インターネットの里親募集サイトに登録するのも方法のひとつです。とにかく、あちこちに声を掛ければ引き取ってもらえる可能性はぐんとあがります。引き取りてが見つからずに困ってしまっても猫を捨ててしまうことだけは避けましょう。家猫でぬくぬくと育った猫ちゃんは急に野生には戻れる訳がありませんし、倫理的にもあってはならないことですよね。
老猫ホームに引き取ってもらう
老猫ホームとは、色々な事情で飼えなくなってしまった猫ちゃんを終身引き取ってお世話をしてくれる猫ちゃん専門施設です。3ヵ月、半年、1年などで預かってくれるところもあります。終身で60~90万円の費用がかかります。持病があり投薬が必要な場合は、治療費が別途費用がかかってきます。高額な費用はかかってしまいますが、引き取って一生お世話を見てくれるという点では安心です。
猫ちゃんの申し送り事項をまとめる
猫ちゃんを引き取ってもらう際にあった方が良いものが、猫ちゃんの情報を詳しく記録した申し送り事項になります。猫ちゃんの名前、生年月日、既往歴、去勢・避妊の状況、好きなこと、性格、食事の量、かかりつけの動物病院、注意事項などの詳細を次の飼い主さんに伝えましょう。口頭での申し送りですと、手違いが生じてしまう可能性があるのでA4用紙程度に書いて渡しましょう。
最後まで猫ちゃんと一緒に過ごす
猫ちゃんは、飼い主さんともう会えないなんて思っていません。明日も飼い主さんと一緒の日を過ごせると思っているはずです。猫ちゃんにいつもより長い時間お留守番をさせた後は、いつもより増してスリスリしてくることはありませんか?猫ちゃんにとって、飼い主さんは日常生活の一部なのです。お別れが近づくと、動物の感で何かを察しているのかもしれません。残り短い時間は猫ちゃんとたくさん遊んで、甘えてもらって、お互いに充実する時間を過ごしましょう。猫ちゃんは人間の言葉はわからないかもしれませんが、お別れの挨拶もしっかりしましょう。