愛猫の死に直面した時、悲しみはどう整理したらいいの?
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悲しみは時間に解決してもらう
猫ちゃんは飼い主さんよりも先に旅立ってしまうものですが、それを理解していても実際に旅立ってしまうとショックなものですよね。まずは、飼い主さんが心の整理をして元気を取り戻すことが大切になります。愛猫ちゃんとの別れによる悲しみについて、心の整理がつくまで想い出に浸る時間を過ごすというのもひとつの方法です。愛猫ちゃんが使っていたおもちゃや写真を見返したりして愛猫ちゃんとの時間をゆっくりと浸ってみると自然と悲しみが想い出に変わり、新しい生活に向けて出発できる日がきっとくると思います。
猫ちゃんを偲ぶものを作ってみる
猫ちゃんを偲ぶためのメモリアルグッズは多くのものがあります。人気なグッズとして猫ちゃんの名前や一緒に過ごした期間を刻印したフォトフレームがあります。最近では、猫ちゃんの毛で作ったメモリアルストラップなどもあります。猫ちゃんの仏壇・位牌・骨壺は、さまざまなデザインがあるので愛猫ちゃんに似合うものを選んでみましょう。
新しい猫ちゃんの受け入れを検討してみる
猫ちゃんを亡くしてしまい、悲しみにに明け暮れる日々を過ごしてしまうことは、飼い主さんのメンタルに良いことではありません。時間が経過して、ある程度の心の整理がついたら、新しい猫ちゃんを迎えることを検討しても良いかと思います。
飼い主さんが高齢の場合は、子猫ちゃんから育てることに躊躇してしまう方もいますが、成猫ちゃんから引き取って育てるのも悪くないと思います。譲渡会にいる成猫ちゃんは、なかなか引き受けてくれる家族が見つかりにくい場合があります。何よりも飼い主さんが猫好きで、猫ちゃんと過ごすことで心が落ち着くのであれば躊躇することはないと思います。
猫ちゃんのおもちゃなどはどうしたら良いか?
猫ちゃんが使っていたおもちゃなどの整理は、飼い主さんが整理したいと思ったタイミングに任せるのが良いかと思います。愛猫ちゃんが亡くなってからすぐでも良いですし、少し時間が経過してからでも良いと思います。キャットタワーやクッションベッド、猫ちゃんトイレなどの比較的大きい物は先に手を付けるのがお勧めです。生活の視界に入ってしまうと悲しい想いが込みあがってしまいます。手元に残すなら猫ちゃんが使用していたおもちゃや首輪など小物で数点に留めるようにしましょう。
また、猫砂・フード・おもちゃ・爪とぎは、保護猫団体などが引き取ってくれる場合があります。事前に団体へ問い合わせをして物資募集をしていないか確認をしてみましょう。必要としてくれる猫ちゃんが居てくれるのも嬉しい限りですね。
ペットロス症候群になってしまたら?
『ペットロス症候群』とは、飼っていた猫ちゃんが亡くなってしまった時に感じる喪失感とそれによって引き起こされるさまざまな心身の不調です。心の不調が原因となっておこります。日々の生活の中でストレスを感じたり、不眠や食欲不振に繋がったりします。悲しみが癒えず不調が続く場合は、心療内科などの専門医を受診してみましょう。
ペットロス症候群の難しい問題は、悲しみを理解してくれない人がいることです。猫ちゃんを亡くしたことによる体調不良が理解できず『ペットが亡くなったくらいで体調を崩すなんて・・』と思う人が中にはいます。このようなことで、飼い主さんの心はますます傷ついてしまうのです。